「ワクチンもコロナウイルスも某国の陰謀だ!!」
という声もだいぶ小さくなり、人と接することが多い職場に配置されたらマナーとしてワクチン打っとくかという風潮になり始めた今日この頃。
管理人の所属会社もご多分に漏れず売上が右肩下がりとなり、派遣社員さんや協力会社さんの契約を見直し(というか雇い止めといっても過言ではありません orz)
仕事は減れども、人員はそれ以上に減る
という地獄のような負のスパイラルから抜け出すことが出来ず、従業員の心と体の健康をゴリッゴリにすり減らす毎日です。
2022年になってもその状況は悪化の一途をたどってしまっています。
管理部署追加@未経験の部署のプレイングマネージャーになる
一件あたりの受注金額を低くし、その分量を増やす。
会社的には、売上は立っているように見えるのですが、一人ひとりの担当業務は増え工数増大。中間管管理職だった私にいたっては
管理しなければならない部署が増え、なおかつ部員が足りないので己も一般社員と同じ業務をする
という鬱病まっしぐらのハードモードを1年ほどこなしました。
元々持っていた部署
私がメインとする業務はITインフラ関連。サーバー、ネットワークなどの俗に言う「IT土方部門」です。
まともに動いてて通常。
いざトラブルが発生すると、休日だろうが夜間だろうが問答無用で会社から持たされている社用携帯が鳴り響き、どこぞの異世界召喚ラノベもびっくりの理不尽な世界に召喚されます。
もちろんチートなんぞありません。
新規案件だとサーバー設計やネットワーク設計、運用定義などが出来ますが、基本的にはOSやミドルウェアのパッチを当てて内在していたバグの修正だったり、セキュリティー更新などを定期的に実施する
ルーチン作業がメインのやりがいもへったくれもない仕事です。
コロナ前にふわっと追加された部署
インフラ関連の仕事をしていると、自然とApache、Oracleなどのシステムの根幹にかかわるミドルウェアの知識を得ます。
当然、会社もそれらの資格を取らせるようにするのですが(というか、取らないと役職=給料が上がらない)、そんななかで社内で私と同じようなポジションにいた同僚が心の病で長期離脱をし、その同僚がもっていたWEB関連の部署が
理不尽変格活用
「ApacheってWEBだよね!?」
「君、元々JAVAとかの開発部署出身だよね!?」
「インターフェイスってhtmlで作ってたよね!?」
と、上司から相談された時に思わず「はぁっ!?」と言ってしまった、未だに納得できない意味不明な理由により、私が面倒を見ることになります。
ちなみに当時の私は「WordPressってなんとなく聞いたことがある」程度の知識レベルでした。
コロナ渦で追加された部署がひたすら苦痛
あまり詳しく記載してしまうと身バレの可能性があるので、表現をぼかさせていただきますが
「不特定多数の人間」に「営業」「接客」「教育」
をしなければならない社長が道楽で作ったような部署を任されるようになり、元々抱えていた業務でも手一杯だったのに、このあたりで完全に業務負荷がえげつないことになり、キャパシティーオーバーしてしまいます。
なおかつ、コロナ禍に追加で面倒を見ることになった部署は、リモートワークなどができず、毎日のように不特定多数の人間と接触することが避けられない部署だったので、ワクチンを2度打っていてもコロナになってしまいました
IT業界にありがちな長時間勤務
この時点で月の総工数は平均280時間(月に2回程度休日出勤や夜間対応含む)くらいになっていました。
元々技術者としてある程度のプライドとやりがいを感じていたので
「自分が身に着けたことがない別の技術をあつかうIT部門」
への移動や、業務追加などは比較的問題なく対応できていたのですが、自分が全く興味がない(適性もおそらく無い)仕事がメインとなってしまったことに、なかなか対応ができませんでした。
体調がおかしくなってくる
そういった日々を過ごしていると体調に変化が現れてきました。
- 疲れが全く取れない
- 睡眠が浅くなり、睡眠中になんども目が覚める
- 2年で体重が20キロ増える
- 集中力が全くなくなる
- 肩こりなどのだるさが体を支配する
管理人の年齢もアラサーからアラフォーに差し掛かる年齢となり、日々の運動も全くしていなかったことから
加齢・運動不足による体調不良
と思っていました
コロナウイルスに罹患する
体調の不良を抱えながら、そんな生活をつづけていたら、いかにマスクを2重にして生活をしていてもコロナにかかってしまいました。
管理人のコロナ@一回目の症状
- 39度の熱が3日ほど続く
- ちょっと息苦しい
- 味覚は変化せず
- 嗅覚も変化せず
- 4日目以降は37度以下
一回目のコロナは少し重めの風邪といった程度で、10日間の休暇を満喫し体を休めることができました。
休暇中に特に症状が出ていなくても後遺症が発生する
1回目のコロナにかかり、会社を休んでいるさなかは



という具合に楽天的な休暇を過ごしていたのですが、回復して出社する時に違和感に気づきました
ココがダメ
あれ、息苦しい??
駅の階段登ると息苦しくて休憩がいる!?
コロナから回復し、出社初日。通勤途中に今までには感じたことがない違和感に体が支配されていました。
会社員となってからはほとんど運動はしていませんでしたが、それでも学生時代に武道をしていた経験から体力には程々の自身がありました。
息苦しさが尋常ではなかったので、その日は会社を早退しました。帰宅する電車に乗り込み、スマホで当時話題になっていたコロナの後遺症を調べてみたら、以下の症状があると記載されていました。
代表的なコロナの後遺症
・疲労感 ・倦怠感 ・関節痛 ・筋肉痛 ・咳 ・喀痰 ・息切れ ・胸痛 ・脱毛 ・記憶障害 ・集中力低下・不眠 ・頭痛 ・抑うつ ・嗅覚障害 ・味覚障害 ・動悸 ・下痢 ・腹痛 ・睡眠障害 ・筋力低下
咳や息切れ、頭痛がバッチリ該当しておりました。
そしてそんな中で、業務量はどんどん積み上がり、病み上がりでまったりする間もなく、一日のみ早退して、その後はフルパワーで稼働します。
コロナの後遺症に苦しみつつも、2ヶ月後に2回めのコロナに罹患する
ワクチンを2回受け、さらに一回コロナに罹患していたため「もう免疫も十分に出来てるからコロナにはかからないだろう・・・」と高をくくっていたところはありますが、まさかのコロナ2回目にかかります。
管理人のコロナ@二回目の症状
- 39度の熱が3日ほど続く
- ものすごく息苦しい
- 味覚は変化せず
- 嗅覚も変化せず
- タバコを吸うと地獄の苦しみ
一回目のコロナにかかった時に自治体から送られてきた救援物資を使い切ることもなく、おかゆとかは二日酔いの朝にでも食べるかと思っていたところに、2回目のコロナに罹患します。
この時は2日前に接客したお客様が「コロナになってしまった」と連絡があったので、
「まさか・・・」
とは思いつつも準備万端で待機していたら、みるみる熱が上がりコロナ判定を喰らいます。
コロナになると自治体からパルスオキシメーターが貸し出されるのですが、私この値が本来入院したほうがよいレベルでしたが、近くの病院が空いていないということでホテルで10日程過ごすことになりました。
【無情】コロナで休んでいたら会社からの電話なりまくる
LINEで病状などを聞いてきたり、お見舞いの言葉はありがたかったのですが、上司や社長から
コロナ中に会社からあった電話
- ○月▲日の✕✕事業所なんだけど、人たらなくて開けられないんだけど!?
- ◆◆の案件の進捗がおくれるけどどうするの??
- 体調管理はサラリーマンの基本!!と説教
- 2回目のコロナになったことの罵倒
後遺症が出ててキツイと会社には説明してあり、在宅勤務ができる部署に移動申請をしいた最中だったので、引き継ぎ用の資料はまとめてレビューもしていたのにも関わらず毎日のように電話が来ました・・・
まぁ、体調管理はサラリーマンの基本というのは確かにその通りなので、電話口でへこへこ誤っていたのですが、それ以外の件は
「それ俺じゃなくても良くない!?」
という内容でしたし、コロナにかかったことを罵倒されたことで、
それまで会社のために頑張ってきたのが急にアホらしくなってしまいました。